ある日の午後、友達のマー君とスタバでのんびりコーヒータイムを楽しんでいたときのこと。彼がふと、こんなことを言い出したんです。

スタバのバイトって、めっちゃきついらしいよ…?
確かに、どんな仕事もラクなことばかりじゃないのは分かってるけど、スタバのスタッフさんって、いつも笑顔でテキパキ働いている印象。本当にそんなに大変なのかな?という疑問がふとわいてきました。
それなら、自分の目で確かめようと、スタババイトの「きつさ」のリアルについて、経験者の声や調査データをもとに、しっかり深掘りしました。
ということで今回は、その結果などについてお伝えしていきますね。
【調査結果】スタバのバイトはきつい?きつくない?リアルな声を集めてみた!

結論からお伝えすると…
「スタバのバイトはきつい」と感じる人もいれば、「全然きつくない!むしろ楽しい!」という声もたくさんある、というのが正直なところ。
つまり、「きついかどうか」はその人の感じ方や、働くタイミング・環境によって変わるんですね。
実際にネット上や独自に集めた声を元に、下のような調査結果にまとめてみました。
【独自調査】スタババイト経験者100人に聞いた!
「スタバのバイトって、きつかった?」
感じ方 | 人数(全体100人中) | 割合 |
---|---|---|
正直きつかったけど、慣れたら楽しい! | 38人 | 38% |
そこまできついとは感じなかった | 42人 | 42% |
めっちゃきつくて辞めたくなった | 12人 | 12% |
楽しかった!またやりたい! | 8人 | 8% |
- 調査方法:インターネット調査
- 調査場所:クラウドワークス
- 調査対象:スタババイト経験者男女100人
- 調査日:2024年5月
このように、「きつかった」と感じる人は少なくないけど、それ以上に「慣れれば楽しい」「思ったより大丈夫だった」という声が多数派。とくに初めての接客バイトだったり、覚えることの多さに圧倒される時期を過ぎると、「楽しい!」に気持ちが変わる人が多いようです。
では、きついと感じるときのポイント。こちらはどんな場面でなのかを紹介。
スタババイトが「きつい」と感じるポイントとその理由
① ドリンクの種類が多すぎて覚えるのが大変!
スタバには、定番メニューはもちろん、季節限定、カスタムオーダー…とにかく種類がめちゃくちゃ多い!最初のころは、「え、バニラクリームフラペチーノとキャラメルフラペチーノの違いってなに?!」なんて頭がごちゃごちゃに。

理由としては、メニュー数が多く、略語や作り方まで覚えることが山ほどあるからでしょう。
② ピークタイムの忙しさが想像以上!
朝の通勤ラッシュ・お昼・夕方の帰宅タイム…。時間帯によっては、注文の列がずら〜っと伸びて「ずっと動きっぱなし!」なんて日も。特に新人の頃は、「レジもしながらフード温めて、次のドリンク準備して…あれ?今なにやってたっけ!?」って軽くパニック状態なんてことも(^^;

理由としては、一人が複数の業務を同時進行するマルチタスク型だからですね。
③ 人間関係がちょっと気になることも…
スタバは“人”が良いって評判だけど、店舗によってはちょっと雰囲気が合わなかったり、年齢が離れていて「話しかけづらいな…」と感じることも。特に30代〜50代の方だと「若い子ばかりの職場、うまくなじめるかな…?」と不安になりがち。

理由としては、学生〜主婦まで幅広い世代が働いているため、最初は距離感が気になることもですね。
④ 接客レベルが高めでプレッシャーを感じる
「いらっしゃいませ」ひとつにしても、声のトーンや笑顔、立ち方まで意識するのがスタバ流。「こんなに丁寧に接客するバイト、初めて…!」という声も多めです。慣れるまでは、
- 「また声が小さいって言われた…」
- 「笑顔、引きつってたかも…」
と落ち込む日もあるかもしれません。

理由としては、スタバ独自の“おもてなし基準”が高く、初めは戸惑う人が多いからでしょう。
⑤ 研修がしっかりしてる分、気を抜けない
スタバは研修制度が充実していて、マニュアルもしっかり。…なんだけど、「覚えることが多すぎて毎日がテストみたい」と感じる人も。

理由としては、ブランドを守る”意識が強い職場なので、覚えるルールやチェック項目も多い。でも、ただのバイトじゃない…スタバってブランドなんだなと実感する瞬間でもありますよね。
で、これらのきついポイント。続くのは約3週間との声が多かったです。その様子を表で示すと以下の感じ。
「きつさ」が続くのは最初の3週間!?
期間 | 感じた大変さ | コメント |
---|---|---|
1週目 | ★★★★★ | 「全部初めてで頭パンク」 |
2週目 | ★★★★☆ | 「メモ帳片手にあたふた」 |
3週目 | ★★★☆☆ | 「少しずつ慣れてきた!」 |
4週目〜 | ★☆☆☆☆ | 「むしろ楽しいかも」 |
「きつさのピークは3週間」と覚えておきましょうね^^ では「どういう時に“楽しい”に変わるのか?」こちらも調査の過程でお聞きしました。
スタババイト「きつい→楽しい」に変わる瞬間TOP3
最初は本当にヘトヘトで、「もう無理かも…」「覚えること多すぎ!」なんて思っていたのに、気づけば自然と笑顔で働いている——そんな経験、実はけっこう多いとのこと。
そこで、実際にスタバで働くスタッフさんたちから聞いた、「楽しい!と思えるようになった瞬間」の声を1位から3位のランキング形式でご紹介します!
「きつい…」かもと思っているならきっと希望の光になりますよ^^
第1位:お客様に「ありがとう」と言われた瞬間
一杯一杯丁寧に作ったドリンクを手渡したとき、お客様から「ありがとう」「美味しかったです」なんて笑顔をもらえた日には、疲れも吹き飛びます。
- 「自分の接客がちゃんと届いてるんだ」
- 「この場所で働いてよかったな」
そんな気持ちが、自然と湧いてくるんです。
第2位:自分でドリンクがスムーズに作れるようになったとき
最初はカップのサイズすら間違えてばかり…。でも、ある日「スッ…」と手が動いて、注文通りに作れた時。それが、自分の中で「できた!」の瞬間。
難しかったフラペチーノも、複雑なラテも、いつの間にか“身体で覚えて”る自分に気づくと、ちょっと感動しますよ。
第3位:仲間とのチームワークがかみ合ったとき
スタバは“チームプレー”が大切。最初は迷惑ばかりかけてる気がして不安ですが、「〇〇さん、助かりました!」「こっちお願いします!」って、自然と声を掛け合えるようになると、まるで部活のような一体感が生まれます。
気づけば、「またこのメンバーと一緒に入りたいな」と思える日が来るかも。

スタバのバイトって、正直最初はちょっとハード。でも、「ありがとう」と言ってもらえたり、「できること」が増えたり、「仲間との連携」が生まれると、楽しさのほうが勝ってくるようですね^^
「私には無理かも…」と思ったときの乗り越え方(現役クルーの声付き)
スタバのバイトって、最初は覚えることも多くて、「私、本当にやっていけるのかな…」って不安になる瞬間、誰にでもあるはず。まあ、スタバに限らずなんですけどね(^^; でも、実はそれってぜんっぜん普通のこと。
そこでこちらに関しても、実際にスタバで働いているクルーさんたちの“乗り越えエピソード。こちらも紹介です。リアルな声だからこそ、励まされるかも^^ ポイントの方も併せて紹介します。
1.最初は注文の略語が全く覚えられなかった(40代・女性)
「トール、キャラマキ、エクストラショット…?呪文かと思いました(笑)でも、焦らず一つずつ先輩が教えてくれて、気づいたら自分の口から自然に出てくるように。『慣れる』ってすごいなって実感しました。」
ポイント:「最初から完璧じゃなくていい」って自分に言い聞かせること。メモと復習がカギ!
■ 2. 接客ミスが続いて落ち込んだ(30代・女性)
「『笑顔がひきつってたよ〜』なんて言われてショックだったけど、それをきっかけに鏡で笑顔の練習を始めました。今では“スタバスマイル”ってあだ名がつくくらいに(笑)」
ポイント:ミスは「伸びしろ」。ひとつの失敗が、あなたらしさの武器になるかも。
■ 3. 若い子ばかりで孤独感があった(50代・女性)
「最初は“浮いてるかも…”って感じたけど、自分から『最近おすすめのドリンクってある?』って話しかけてみたら、一気に距離が縮まりました。年齢は関係ないんだなって思えましたね。」
ポイント:勇気を出して一言声をかけるだけで、空気が変わることもあるんです。

無理かも…は成長のサイン。向いてないのかもって感じるのは、頑張ってる証拠。少しずつ、自分のペースで前に進めばOKって私は上記の声から感じました^^
スタバの仕事内容の詳細は?

スタバの仕事内容は大きく分けて、
- レジ操作
- ドリンク作り
- フードの温め
- 店内清掃
- 接客
- 納品作業・商品整理
の6点。
どれも規模の大きさに関係なく、飲食店においては当たり前の仕事内容。ただ、先ほど言ったとおり、とにかくスタバはメニューが豊富。店内清掃以外はどれもそのメニューが関係してくると考えられます。だから混雑する時間帯は、レジや接客、ドリンク作成に携わっていればパニック状態。なんてことになりかねません。
しかし、安心できるのがスタバには
スターバックスでは、入社してその日からいきなり接客やレジを一人で任せるということはありません。入社から1ヵ月は研修期間と捉えて、企業理念や文化をはじめ、レシピやドリンク作りなどの基本をしっかり学んでから、徐々に一人で仕事をお任せします。その代表的な仕事についてご紹介します。
引用元:スターバックスコーヒージャパン公式サイト
と、公式サイトにあるように研修期間があること。だから、いきなりレジや接客を1人で任されることはありません。それはドリンク作りも同じ。もちろん、慌ててメニューやレシピを覚えなくても大丈夫。

先輩の指導の元、順番にステップアップしていくシステムと言うことですね。そして、そのような体制が整っている結果が、先ほどの前向きな答えに繋がっていくと思われます。
ただ、この研修期間についてこれなければ「きつい」だけが印象に残り退社。ってことになってしまうでしょう。でも、辛い時期を乗り越えればきっと明るいバイト生活が待っているはずです。
スタバで働くメリットは?
まず真っ先に思ったのが、先ほどお伝えした研修制度。かなりボリュームがある内容と聞くので、厳しい面もあるかもしれません。ですが、研修期間を無事終了すれば、今後自分の人生の過程でもかなり役立つと考えられます。
特に学生の場合は、卒業し社会人一年生となった時、スタバでバイトしていて良かったと実感できるはず。
あと、スタバにはパートナードリンク&パートナー割引制度があります。パートナードリンクとは、出勤時に好きなドリンクが飲めるサービス。そして、パートナー割引は社員であればどのメニューも30%引きで購入できるシステム。

家族や友人の分も社員本人が購入すれば割引されるので、めっちゃナイスな制度。それと、週1回のコーヒー豆支給があります。これも、スタバのコーヒー好きにはたまらないサービスですね~^^
で、まとめると、
- 自己啓発が向上する研修が受けられる
- 出勤時に好きなドリンクが無料で飲める
- メニューが30%割引で購入可能
- 週1回のコーヒー豆の支給
が私が調べたスタバで働くメリット結果です。
スタババイトの時給などの待遇は?
これは店舗や職種により違いがありますが、私が住む東海エリアでの一つの店舗を参考にすると以下のとおりです。
- 職種:バリスタ
- 資格:学歴不問
- 勤務時間:1日4.5時間以上及び週3日以上
- 時給:1,080円以上(研修中1,060円)
- 深夜22時以降:1,350円
- 早朝5~7時:1,242円
- 待遇
- パートナードリンク/パートナー割引
- コーヒー豆支給(週1回)
- 研修制度
- 年3回昇給・昇格の機会有り
- 社員登用制度
- 通勤手当支給
- 社会保険※加入要件有り
- 災害時相互扶助

待遇等を見てもさすがスタバって感じですね。
よければこちらから現在地での求人募集が検索できますよ~。
さいごに
スタバのバイトって、きつい面もあるけど、それ以上に楽しく働ける要素がたくさんあるということ。
でも、実際に「きつい」と感じる声もあるのは事実。その理由をまとめると、
- シフトの融通が利きにくい
- 人間関係に気をつかう場面がある
- 覚えることが多い
…この3つが中心のようです。
中でも特に多かったのが、「覚えることの多さ」。ドリンクの種類やカスタマイズ、お客様対応など、最初は頭がいっぱいになるのも無理はありません。
でも、大丈夫!どんな仕事でも、最初の“壁”はつきもの。慣れてしまえば自然と体が動くようになって、ふと気づけば笑顔で仕事ができているはず。自分らしく、焦らず、ひとつずつ前に進んでいけばOKですよ。
今回も記事をお読みいただきありがとうございました。