映画が大好きな人にとって、「映画館でバイトできたら最高!」って思うのは自然な流れですよね。
実はうちの姪っ子も筋金入りの映画ファンで、私が映画館バイトを勧めたときも最初は目を輝かせてたんです。
…が!

えー、髪色めっちゃ厳しいんでしょ?それはムリ〜!
と、まさかの即拒否(^^;
実を言うと、私自身も学生時代に映画館でバイトをしていた経験があるんですが、当時はそこまで髪色にうるさかった記憶はなし。でも…もう20年も前の話ですからね。さすがに今は状況も違うはず。
ということで今回は、映画館バイトの「髪色ルール」について、リアルな現状をリサーチしてみました。
映画館バイトの髪色は自由なの?
結論からお伝えしますね。映画館バイトの髪色は
・自由ではありません
が答え。これは、各映画館で髪色の決まりがしっかりあるからです。やはり、そのようなルールがあるってことは、厳しいと捉えておくのが当然。
例えば、私もよく利用する3館でも、
- マルハン:日本ヘアーカラー協会レベルケースで9番まで
- イオンエンターテイメント:ヘアーカラー原則禁止
- TOHOシネマズ:染髪は黒に近い色ならばOK
などと、髪色についての規則が公式サイトに明記されていました。
映画館バイト髪色の基準ラインは?
正確的には映画館によってまちまちって感じ。だって、先程のマルハンでは9トーンまではOK。だけど、イオンエンターテイメントではヘアーカラー原則禁止。そして、TOHOシネマズは黒に近い色なら染髪OKですからね。
ただ、パッと見て茶髪過ぎるのはNGってことは間違いありません。ちなみに、以下の画像がマルハンが言われる9トーンの髪色。


9トーンは黒ではないですが、一般的な社会人として全く問題ない明るさレベルですよね。
ちなみに、その下の8と7トーンは以下の画像でもわかるように黒に近い色。


そして、一般的な企業が社会人として好感がもてるのも上記の3トーンとも言われています。と、考えれば映画館バイト髪色基準も、
・7~9トーン
と考えて間違いありません。

ただ、私がバイトしていた数十年前と比べ、厳しくなっていることには驚きでした(^^;
ただ、実際映画館でバイト経験のある人。一体どれくらいの割合で髪色で注意されたのかが気になります。そこで今回は、実際に映画館で働いたことのある人に、髪色で注意されたかどうかを聞いてみました。
実際どうだった?映画館バイトの「髪色注意された経験」
経験者50人に聞きました!
髪色で注意されたことがある? | 人数 | 割合 |
---|---|---|
ある | 12人 | 24% |
ない | 38人 | 76% |
結果は、約8割の人が「髪色で注意されたことはない」!でも、注意された12人にはある共通点が…
髪色注意された人の共通点まとめ
共通点 | 内容例 |
---|---|
明るすぎるカラーだった | ブリーチ+ピンク、金髪に近いベージュなど |
入社直後に染めた or 派手にした | 面接では黒→研修明けで明るくしたら言われた |
お客様対応のセクションに配属された | チケット販売や案内係など、見られる位置にいることが多い |
系列の厳しい店舗だった | 同じ映画館でも、ショッピングモール内など立地でルールが違うことも |
学生バイトで多かったカラーNG | 校則の延長で明るめカラーに不慣れなマネージャーに注意されがち |
接客時の印象を気にする上司がいた | 「うちはお子様連れが多いから」など独自基準があるケースも |
清掃や裏方でもお客様から見える仕事だった | 「裏方ならOK」と思っていたが、実際は意外と人目にふれる仕事だった |
「これくらいなら大丈夫かな~」と思っても、店長の判断や配属ポジションによってNGになることもあるようです。特に「就業後に染め直す」パターンは、トラブルになりやすいので避けたほうが安心。
ちなみに、アパレル大手のユニクロでも同じことを調べたのですが、もう少し厳しい感じでしたよ。
映画館でのバイトで髪型は自由なの?
髪色に関しては厳しいってことは確か。では、髪型にも決まりがあるかを調べると、
- パーマはOK
- 前髪は目にかからない
- ロングヘアは後ろで結ぶ
- ポニーテールはNG
などの内容が分かりました。私的には髪色が厳しいのでパーマはダメと思ったのですが、OKなのは驚き。前髪は目にかからないは納得。視界を妨げられると仕事にも集中できず、ミスを誘発しかねませんからね(^^;
あと、ロングヘアは大丈夫ですが、後ろで結ぶ決まり。だから、ポニーテールがNGなのは当然です。

もちろん、各映画館で若干の違いはあると思われますが、全体的には髪色よりは厳しくないって感じですね。
髪以外の身だしなみのルールは?
髪以外にも、身だしなみにルールがあるかと思い、
- 服装
- ネイル
- アクセサリー
- メイク
- 香水
- 靴
について調べました。
服装のルール
映画館では制服が用意されています。ですから、服装で迷うことはなさそうです。ただ、汚してしまった制服はNG。いつも清潔感があるように注意しましょう。
あと、ミニシアター的な映画館は制服はないかもしれません。ですが、常識的な範囲内って認識で間違いないはずです。
ネイルのルール
ネールは原則不可って映画館がほとんどです。中には、派手過ぎなければOKって映画館もあるようですが、基本的にはNGと捉えていた方が正解です。

出勤時にマネージャーのチェックが入る厳しい映画館もあるそうですからね(^^;
アクセサリーのルール
アクセサリーに関しては完全禁止。また、女性に関してはシンプルなものなら1対はOK。と、映画館によって若干の違いがあるようです。ただ、一般的には禁止されている映画館の方が多いで間違いはありません。

まあ、私的にも映画館での仕事中にアクセサリー等は必要ないって感じですけどね。
メイクのルール
メイクに関してはこれといった規則はないようです。ですが、基本的には派手過ぎないで清潔感があるメイク。これに尽きるはず^^
香水のルール
香水に関しても決まったルールはないようでした。ただ、一般的に強いと感じる香りはNG。誰もが自然になじむような香りならOKって認識で間違いありません。
靴のルール
汚れていたり、ヒールが高く転びやすそうな靴でなければOK。革靴でもスニーカーでも、それに当てはまらなければ大丈夫です。

以上のように、ルールが厳しいと感じる面もある映画館のバイトですが、人気があるのも事実。ただ、受かりにくいのも確かなようです。
その為にも、面接試験での心構えが大切なのは間違いありません。
映画館バイト面接での心構え
先程も言いましたが、髪色は7~9トーン。あと、上記でもお伝えした身だしなみのルールに沿って面接に臨みましょう。

清潔感がある服装で、ネイルやアクセサリーは付けない。また、派手な化粧はしないで、香水もつけない。って感じですね^^
そして、映画館バイトでの仕事内容は基本接客業。だから、
- 明るく笑顔で
- 元気な声での受け答え
- 丁寧な言葉使い
- 姿勢は正しく
の心構えで面接を受けましょう。
それと、
職場のルールや接客マナーなど、多くの職場で行われる研修は、皆さんに安心して働いていただくためのものです。もちろんTOHOシネマズでもそれに変わりはありません。でも、そこからもう一歩踏み込んだのがTOHOシネマズの入社時研修です。この研修をあなたの成長の糧にしていただきたいと考えています。
引用元:TOHOシネマズ公式サイト
と、TOHOシネマズ公式サイトにあるように、未経験者でも安心して働けるように研修等がしっかりしています。これは、TOHOシネマズに限らず、どの映画館でもほとんどのシステム。だから、初めての接客業だと気負けしなくても大丈夫ですよ^^
面接に行く前に見学に行くのもおすすめ
やはり、自分の目で細かい点を確認すると安心感も沸くはず。だから、映画を観に行きがてら、働くスタッフさんの容姿や仕事のこなし方などを見学するのもおすすめです。きっと参考になるはずです^^

あと、タイミングが合えばバイトをしたいことを告げて、分からないことなどを質問するのもいいかもしれませんよ。
さいごに
映画館バイトの髪色は厳しいと言えることが分かりました。そして、その基準の色は、
・7~9トーン
の認識で間違いありません。だから、映画館でバイトと考えているのなら、世間で言われる茶髪はアウトってことになりますね(^^;