ユニバ(USJ)のアルバイトに憧れる方、多いですよね!パークの雰囲気やスタッフの楽しそうな働きぶりに、「私も一緒に働いてみたい!」と思う人がたくさんいるのも納得です。
ただ、一方でこんな噂も耳にします… 「ユニバのスタッフって美男美女ばかり!もしかして顔採用があるんじゃ…?」
その噂を聞いて、「私、採用されるかな?」と不安になる人も多いのではないでしょうか?私も実際にパークを訪れた時に、「なんて素敵なスタッフさんたちなんだろう!」と感じたことがあって、「本当に顔採用ってあるのかも?」と思ったことがあります。
とはいえ、見た目だけで採用が決まるなんてこと、本当にあるんでしょうか?今回は、その疑問にズバリ答えるべく、ユニバのアルバイト採用について徹底調査しました!スタッフがなぜ美男美女が多いと言われるのか、その裏側も探りつつ、噂の真相をお伝えしていきます。
ユニバーサルスタジオのバイトは顔採用って本当なの?
SNS上を覗くと以下のような「スタッフはイケメンや可愛い子しかいない」的な声がかなり多いのが分かりました。
ユニバのスタッフ全員かわいいかイケメンしかおらん
— じゃあ俺は青森で1番M4上手い人【りゅうちゃ】※青森住んでません (@Rxy8_w) February 5, 2023
絶対顔採用もある..僕には到底無理な話
あと、ネット上なども含め調査し私的に出た数字をグラフにすると以下のような感じです。
顔採用が「ある」が70%。これならやはり噂は本当のかとなりますよね。でも調査を続けると、
・顔採用はない
が正解と分かりました。ですから「顔採用がある」については言われているだけで事実ではありません。では、どうしてそう言われてしまうのか。その理由についてお伝えして行きますね。
ユニバのバイトが顔採用って言われる理由は?
その理由はユニバ独自の研修制度があるからです。この研修、ただのマニュアル教育じゃありません。テーマパークならではの特別な体験をお客様に提供するために、スタッフ一人ひとりが最高に輝けるよう、めちゃくちゃしっかりしたプログラム。
だから、この研修を終えたスタッフは、自然とカッコよさや可愛さが身についてしまうんです。そんなスタッフを見たらつい「顔採用だぁ~!」なんて言ってしまうのも仕方がないかもですね^^
では、その研修プログラム。具体的にどんな内容なのかを紹介していきます。
ユニバのスタッフが「顔採用」と言われてしまうほどの研修プログラム
研修プログラムの内容を読み間違いなくあると思われるのが、
- 笑顔&挨拶のトレーニング
- 接客シミュレーション(ロールプレイング)
- 立ち居振る舞いの基礎レッスン
- コミュニケーショントレーニング
- パーク全体の知識を学ぶ
- 緊急時対応の訓練
などの指導です。
<1>笑顔&挨拶のトレーニング
「ユニバの顔」として働く以上、笑顔は基本中の基本。研修では、
- 笑顔のタイミング
- 挨拶の声のトーンや抑揚
- 仲間とのアイコンタクト
などの練習を徹底的に行います。
笑顔のタイミングを徹底練習
笑顔が素敵でも、タイミングを間違えると逆効果になることも。例えば、お客様が困っているときには安心感を与える穏やかな笑顔を、楽しい場面では明るくはじける笑顔を…など、状況に応じた「笑顔の使い分け」を細かく指導されます。
挨拶の声のトーンや抑揚を学ぶ
挨拶は声のトーンや抑揚がとても大事!「おはようございます!」の一言でも、元気すぎると浮いてしまうし、声が小さいと印象が薄くなります。お客様やシチュエーションに合わせた最適なトーンをしっかり練習します。
仲間とのアイコンタクトも練習
笑顔や挨拶はお客様だけではなく、スタッフ同士の間でも大切。アイコンタクトや軽い会釈を組み合わせて、チームとしての一体感を醸し出すトレーニングも実施。
以上のような練習をやっているうちに、笑顔が筋肉の記憶に刷り込まれて、自然と素敵な表情ができるようになることは間違いありません。
<2>接客シミュレーション(ロールプレイング)
実際のお客様対応を想定した結構リアルな練習をします。先輩スタッフがお客様役になってくれることもあるので、いろんなパターンのシチュエーションに挑戦できます。
シチュエーションの例をあげると、
- お客様が道に迷ったときの案内の仕方
- 小さなお子様連れのお客様に対する優しい接し方
- パーク内のルールや商品について質問された場合の答え方
などです。
お客様が道に迷ったときの案内の仕方
パーク内は広いし、初めて来たお客様が迷ってしまうことも多いですよね(^^; ユニバでは、そんな時に「ただ場所を教えるだけ」ではなく、お客様の不安を取り除けるような案内方法を学びます。例えば、地図を指し示しながら「ここをまっすぐ進んで右に曲がると見えますよ!」と具体的に伝える練習や、笑顔でお客様に付き添って案内するシチュエーションも想定。これで「親切な対応だった!」と思ってもらえるスタッフになれちゃいます。
小さなお子様連れのお客様に対する優しい接し方
小さなお子様と一緒のお客様には、特に気を配ることが大切。研修では、お子様の目線に合わせてしゃがんで話す方法や、言葉を簡単でわかりやすくするコツを教えてもらえます。さらに、「お子様が楽しめるスポットは〇〇です!」と役立つ情報を自然に案内する方法も学べるんです。こうした細やかな心配りが、お客様に「ここで働く人たち、本当に優しいな~!」と思ってもらえる秘訣なんです。
パーク内のルールや商品について質問された場合の答え方
「どこで〇〇が買えますか?」や「パーク内で何を持ち込めますか?」といった質問は日常茶飯事。研修では、ルールや商品の情報を正確に答えるスキルを磨きます。例えば、質問に対して即答する練習だけでなく、もしわからない場合は「確認してまいりますので、少々お待ちください!」と安心感を与える言葉遣いも学びます。これによって、お客様が質問しやすく、スタッフとして信頼される存在になれるんです。
以上のような練習を重ねるうちに、「どんなお客様にも自信を持って対応できる!」という気持ちが育まれていきます。
<3>立ち居振る舞いの基礎レッスン
ユニバのスタッフって立っているだけでも「カッコよくて可愛い」って感じですよね。これは、以下のような立ち振る舞いの練習から生まれます。
- 背筋をピンと伸ばして立つ姿勢
- 動作をスムーズにするための歩き方や手の使い方
- お客様の目を見て話す自然なアイコンタクト
背筋をピンと伸ばして立つ姿勢
立ち姿って、本当に印象を左右する大事なポイント。ユニバの研修では、「お客様から見られていることを意識して立つ」練習が行われます。ただ背筋を伸ばすだけじゃなく、肩の力を抜いて自然な立ち方を学びます。例えば、壁に背中をつけて正しい姿勢を体感する方法や、足の位置を意識するトレーニングなどがあるんです。これで堂々として見える立ち姿が身につきます。
動作をスムーズにするための歩き方や手の使い方
ユニバでは、移動や案内をする姿も「お客様に見られている」ことを意識するんです。歩き方では、速すぎず遅すぎず、自然で軽やかなステップを練習。また、手を使った案内の動作も重要で、「大きく見やすく、でも優雅に」を意識します。例えば、手のひらを見せながら方向を示すことで安心感を与えるなど、細かい部分まで丁寧に指導。
お客様の目を見て話す自然なアイコンタクト
接客では、目線の使い方ひとつで相手への印象が大きく変わります。ユニバでは、目を見て話す練習が徹底されていて、ただ見るだけでなく、温かい気持ちが伝わるタイミングや表情も一緒に学べるんです。例えば、「話の始めに目を見る」「適度に視線を外して緊張感を和らげる」など、自然でフレンドリーなアイコンタクトを取るコツが身につきます。
以上のような細かい指導があるから、みんな堂々として見えるんでしょうね^^
<4>コミュニケーショントレーニング
ユニバの仕事って、チームプレーが超重要!だから、研修ではお互いを尊重して協力するためのコミュニケーションスキルも学びます。
具体的には、
- お互いの意見を聞き共有する練習
- チームで協力して課題を解決するワークショップ
- 「ありがとう」を伝える文化を大切にする方法
などの指導を受けます。
お互いの意見を聞き共有する練習
ユニバのスタッフはチームワークが命。そこで大切なのが「お互いを知ること」と「意見を共有すること」。研修では、みんなで意見を出し合う場が設けられ、自分の考えを話す練習や、他の人の意見を尊重して聞くトレーニングをします。例えば、あるテーマについて全員が順番に話したり、他の人の意見に対してポジティブなフィードバックをする練習もあるんです。これを通じて、自然にコミュニケーションが深まります。
チームで協力して課題を解決するワークショップ
実際の仕事では、1人だけで解決できないこともたくさんあって当然。だからユニバの研修では、チーム全員で課題に取り組むワークショップも行われます。たとえば、「お客様が迷子になったらどう対応する?」など、実際に起こりそうなシチュエーションを設定して、みんなでベストな解決策を考えます。これにより、「あの人と一緒に働きたい!」と思えるようなチームワークが生まれるんです。
「ありがとう」を伝える文化を大切にする方法
ユニバでは、スタッフ同士の「ありがとう」も大事な文化のひとつ。研修では、感謝の言葉を素直に伝える練習や「どうやって感謝の気持ちを形にするか」を学びます。例えば、小さなサポートでも「ありがとう!」と言葉にすることで、職場全体が明るくなることを体感。「感謝のリレー」が広がることで、スタッフ同士の絆もグッと深まるわけです。
<5>パーク全体の知識を学ぶ
ユニバのスタッフは、アトラクションやフード、グッズなど、パーク全体のことを知っているのが当たり前。そのために、以下のような知識を身につける研修も用意されています。
- 各アトラクションの特徴やストーリーを学ぶ
- メニューや商品に関する細かい説明を覚える
- お客様に喜ばれるおすすめポイントの伝え方
各アトラクションの特徴やストーリーを学ぶ
ユニバのアトラクションは、ただ楽しむだけじゃなく、それぞれに素晴らしいストーリーが隠されているんです。研修では、アトラクションの設定やキャラクターの背景、どんなシーンをイメージして作られたのかを詳しく学びます。これを知ると、「〇〇のシーンを再現してるんですよ!」なんて豆知識もお客様にお伝えできて、「すごい、そんなストーリーが!」と驚いてもらえるんです。スタッフ自身もテーマパークの魔法を感じられるので、ますます仕事が楽しくなります^^
メニューや商品に関する細かい説明を覚える
パーク内で提供されるフードやグッズは、どれもユニバならではのこだわりがいっぱい。研修では、メニューの特徴やアレルギー対応の内容、商品の人気ポイントなどを細かく学びます。たとえば、「このスイーツは映画〇〇のシーンをイメージして作られたんです!」といった説明ができるようになるんです。これでお客様に「この商品買ってよかった~!」と思ってもらえる確率アップ。
お客様に喜ばれるおすすめポイントの伝え方
「次はどのアトラクションに行こうか迷ってる…」というお客様には、ベストなおすすめを伝えるのがスタッフの腕の見せどころ。研修では、お客様の好みに合わせて「このアトラクションは迫力満点なので絶対おすすめです!」や「お子様連れならこちらがピッタリですよ!」と、魅力的なポイントを自然に伝える練習をします。これをマスターすれば、お客様が「このスタッフ、頼りになるな!」と感じてくれますね^^
<6>緊急時対応の訓練
テーマパークならではの安全管理もバッチリ。万が一の時に冷静に対応できるよう、以下のような緊急時の訓練があります。
- お客様の体調不良への対応(救護手順など)
- 迷子の対応方法
- 火災や地震などの緊急事態への対応手順
お客様の体調不良への対応(救護手順など)
ユニバのスタッフは、お客様の体調に気を配るプロでなくてはなりません。研修では、暑さで気分が悪くなったり、急な体調不良が起きた場合にどのように対応するかをしっかりと学びます。たとえば、「まずお客様を落ち着かせて近くの椅子に案内し、水分を取るように促す」や「必要に応じて救護スタッフに迅速に連絡する」といった具体的な手順を覚えます。
迷子の対応方法
パーク内では、お子様が迷子になってしまうことも…。そんなとき、ユニバのスタッフは頼れるヒーロー・ヒロインに変身。研修では、「迷子のお子様を安心させるために、しゃがんで目線を合わせて優しく話しかける」や「親御さんの特徴やお子様の服装をしっかり聞き取る」といった具体的な対応を練習します。さらに、迷子センターへのスムーズな案内方法や他のスタッフとの連携も徹底的に学ぶので、安心して対応できるわけです。
火災や地震などの緊急事態への対応手順
緊急事態が発生したときにパニックを防ぐため、ユニバでは安全対策の研修もばっちり行われています。火災の場合には「お客様を安全な場所へ誘導する手順」や「消火器の使用方法」地震が起きた際には「揺れが収まるまでお客様にその場で身を守ってもらう指示」などを詳しく学びます。これにより、「どんな状況でもこの人に従えば大丈夫!」とお客様から信頼されるスタッフになれるんです。
実際私がユニバで遊んでいると大きな地震がありました。その時のスタッフの対応は素晴らしかったですよ^^
以上のようなたくさんの研修プログラムを受けて現場に立つスタッフ。パッとみてカッコイイや可愛いって見えてしまうのは自然かもしれませんね。
ただ、ユニバの研修は誰にでも簡単に乗り越えられるものではありません。そのため、ユニバでは面接時にその適性をしっかり見極め、「この人なら『顔採用』と思われるほど輝ける!」という人材を選んでいます。
ユニバのバイト面接でチェックされることと攻略方法
- 明るい笑顔と挨拶ができるか
- ポジティブな態度
- コミュニケーション能力
- ユニバへの熱意や理由
- 柔軟性と対応力
- 清潔感のある見た目
- ストレス耐性があるか
<1>明るい笑顔と挨拶ができるか
ユニバでは、笑顔と挨拶が基本中の基本。面接では、はじめの「こんにちは!」が爽やかだと、それだけで好印象スタート。お客様に元気を届けられるかどうかを、まず最初に見られています。とにかく第一印象は超元気に明るく見せるかが肝心です。
<2>ポジティブな態度
ユニバでは、明るく前向きな姿勢が大きなポイント。「忙しい時こそやりがいを感じます!」や「新しいことにチャレンジするのが好きです!」など、自分のポジティブさを具体的に伝えると、面接官にも元気が伝わりますよ~。
<3>コミュニケーション能力
面接では「誰とでも気軽に話せそうか」をチェックされます。人見知りでも、相手の話をよく聞いて自分の考えをハキハキ伝えられるかがポイント。日頃から会話能力を高めていることをおすすめします。
<4>ユニバへの熱意や理由
「なぜユニバで働きたいのか?」という質問は定番です。だから、ここで「テーマパークが大好き!」や「ユニバの魅力をお客様に伝えたい!」などとといった熱意をアピールすると、採用の可能性がアップします。
<5>柔軟性と対応力
ユニバは大勢のお客様をお迎えする場所だから、急なシフト変更や新しい仕事にも柔軟に対応できるかどうかも大事なポイント。面接で「臨機応変に動けます!」と伝えるのがおすすめ。シフトに多く入れる点も大切。
<6>清潔感のある見た目
容姿の良し悪しではなく、清潔感があるかどうかが重要。だから、面接時には髪型や服装を整えて、好印象を与えるとベリーグッドです^^
<7>ストレス耐性があるか
ピーク時の忙しさにも負けずに頑張れる人が求められます。だから「忙しい時でも冷静に対応して乗り越えた経験があります!」や「大変な状況でも周りと協力して工夫したことが自信につながりました!」など、自分の経験を具体的に伝えるとポイントアップ。 面接官も、「この人なら任せられる!」と安心するはず。
以上7点。どれも「特別な才能」ではなく、日頃の心がけ次第で十分にアピールできる部分ですよね^^
まとめ
ユニバのバイトに「顔採用」の噂があるのは、スタッフの見た目がキラキラしていることから生まれた誤解だと分かりました^^ ただ、その背景には、徹底した研修制度や明るい接客を重視する文化がしっかりと根付いているからなんです。
だからこそ、「私には無理かも…」なんて心配はいりません。ユニバが本当に求めているのは、笑顔やチームワークを大切にし、お客様に最高の体験を提供したいという気持ちです。どんな方でも努力次第で「ユニバスタッフらしさ」を身につけることができます。
もし「ユニバで働きたい!」という夢があるなら、ぜひその気持ちを面接で思いっきり伝えてください。あなたのポジティブなエネルギーややる気が面接官に届けば、きっとユニバで輝く一員になれるはずですよ^^